嗅覚障害でご受診の方へ
2020/03/27(金)
新型コロナウイルス(COVID-19)による嗅覚障害について
新聞や各種メディアでも報道されておりますが、新型コロナウイルス感染の症状のひとつとして、
においがわからない(嗅覚障害)、味がしない(味覚障害)が認められることがあるという事が報告されつつあります。
ただ、これらの症状が現時点(3月27日現在)でなぜおこるのか明らかにはされておりません。
ですが、せき、倦怠感、熱などの症状が無い、
もしくは軽度であっても嗅覚障害だけを自覚するケースもあり、
症状のひとつとして注目されています。
では、急に起こったこれらの症状があればすぐに受診した方が良いのか?という事ですが、すぐの受診を考えないでください。
まず、においがわからない事に気が付いたら、
咳や呼吸が苦しいなどの症状がないか、熱や倦怠感がないか、などに注意しながら、
できるだけ家族や他の人の近くにいないように心がけてください。
その上で、感染が疑われる症状(咳、発熱、だるいなどの症状)がでてきたら、相談センターに電話で相談してください。
そこで「耳鼻咽喉科を受診してください」ともし指示された場合には、
すぐに受診はせずに必ず前もって電話で相談してください。
これらの症状に対して当院では、まず2週間、受診せずに自宅で様子をみていただきます(できればご家族との接触も避けてください)。
そして、その後受診される場合、他の患者様との空間隔離・時間隔離が必要ですので、必ず電話でご相談ください。
以上、よろしくお願いいたします。