院長挨拶

当院ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。少なくとも当院ホームページをご覧いただけたという事は、耳・鼻・のどに関して何かしらのトラブルを感じておられるのではと思います。

私どもが治療する対象は、首から上の眼球・脳を除く全ての部位となります。これらが障害されると、聞こえない、耳がこもる、耳鳴りがする、耳だれ(耳漏)が出る、めまいがする、鼻水・鼻づまり・くしゃみがひどい、においを感じない、顔が痛い、飲み込みにくい、喉がつまった感じがするなどの様々な症状を起こし、日常生活がスムーズに行えなくなってしまいます。

実は私も以前、右難聴を来したことがあります。その間も仕事を続けておりましたが、とても辛いものでした。そして、感覚器を侵されるというのは、こうも辛いものなのかと実感いたしました。

それ以来皆様方の耳・鼻・喉を守るべく、「決してあきらめずに必ずや原因をつきとめ、親身になって完治するまで責任を持って治療するぞ!」と更に心に誓い、日々診療にあたっております。

話は変わりますが、1986年に発生したチェルノブイリ原発事故をご存知でしょうか。この原発事故により放射性物質が大量に拡散し、深刻な土壌汚染を引き起こしました。それに対して、少しの間でも放射能レベルが低い国へ子供達を招待し、保養してもらおうというボランティア活動が各国で活発に行われました。

当時、その運動の一つを両親が行なっており、毎年夏に1ヶ月ほど現地の子供たちが我が家で過ごしておりました。当初は単に異国のお友達が出来たとしか考えておりませんでしたが、徐々に活動の背景を理解するにつれ、何か私も手助けしたいと強く思うようになりました。そんな中、原発事故後に増加した甲状腺癌の外科治療を、無償で行なっている医師の事を知りました。これが私の医師への道を歩ませる運命の扉を開く事となりました。その後医師となり、脳神経外科医として2年研鑽を積んだ後、耳鼻咽喉科医としての道を歩んできております。2013年には、ブータン王国での第一回ボランティア耳科手術に参加し、当初医師を目指した志や、医師としての崇高な使命をさらに深く心に刻む事が出来ました。

人は慣れてくると、どうしても謙虚な気持ちや初心を忘れてしまいがちです。私は医師として歩み始めた当初より、先輩より頂いた2つの言葉を肝に銘じ、さらに自身の1つを追加した3つの教えを毎朝自分に言い聞かせております。それは、

①謙虚な心を忘るべからず

②プロ意識を持ち続けるべし

③日々是進化

の3つです。おごる心で診察に当たれば見逃す事が多くなり、プロ意識を持たずに診察に当たれば診断・治療に甘さが生じます。これらを決して忘れずに、日々進化する気持ちで診療にあたらねば、良い医療を継続して行えないと考えているからです。

当院スタッフもこれらの言葉を肝に銘じ、日々診療にあたっております。我々が目指すのは道内一、日本一の病院への成長です。そのためにも我々は、道内初となる日帰り鼓膜形成術、鼓室形成術の治療を主軸に、耳鳴治療、小児難聴・中耳炎、その他耳・はな・のどに関するあらゆる症状の完治を目指して診療に望んでいます。

「千里の馬常にありしかれども伯楽常にはあらず」と申しますが、当院にはとても素晴らしいスタッフが集まっております。他人には相談出来ないような事を含め、お困りの事や、また当院で改善すべき点などありましたら、ぜひお気軽にお声をいただけたらと思います。もちろん、私自身も「伯楽」となるべく日々精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

院長 桝谷 将偉

院長経歴

略歴

平成18年3月 旭川医科大学医学部医学科卒業、医師免許取得
平成18年4月 名寄市立総合病院 初期臨床研修医
平成20年4月〜平成22年3月 脳神経外科医として脳卒中治療・頭蓋内手術に従事 :網走脳神経外科・リハビリテーション病院、名寄市立総合病院
平成22年4月 北海道大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学入局(福田 諭 教授)
平成23年1月 函館中央病院 耳鼻咽喉科 医員
平成23年4月 函館中央病院 耳鼻咽喉科 医長
平成24年4月 北海道大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 聴覚外来担当 :小児中耳炎・難聴、中耳・内耳疾患(慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、耳小骨奇形・離断、外耳道閉鎖、各種難聴)、外耳道癌、耳管機能不全、耳鳴治療
平成27年4月 ・仙台・中耳サージセンター:局所麻酔科耳鏡下耳内耳科手術習得のため国内留学 (兼任) ・東北大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 中耳・耳管・聴神経腫瘍外来 ・福島県公立相馬総合病院 耳鼻咽喉科
平成28年12月 桂林耳鼻咽喉科・中耳サージクリニック 院長

得意分野

鼓膜・鼓室形成術(慢性中耳炎、耳小骨奇形・離断、真珠腫性中耳炎等)、小児中耳炎・難聴、耳管開放症・狭窄症、耳鳴治療、各種難聴(突発性難聴、低音障害型感音難聴、騒音性聴覚障害、ステロイド依存性感音難聴、外リンパ瘻など)、滲出性中耳炎、中耳コレステリン肉芽腫、人工内耳手術、耳鼻咽喉科疾患一般

所属学会

  • 日本耳鼻咽喉科学会
  • 日本耳科学会
  • 日本小児耳鼻咽喉科学会
  • 顔面神経研究会

認定医

日本耳鼻咽喉学会専門医

厚生労働省補聴器適合判定医

参加事業

2013年

第一回 ブータン王国での途上国耳科手術支援事業(SPIO):ボランティア中耳手術

メディア掲載

財界さっぽろ 2017年9月号 ※pdfが開きます。

財界さっぽろ 2017年3月号 ※pdfが開きます。

北の名医バナー

北の名医バナースマホ版

メディカルページ札幌2018夏号 ※Web版はこちらから

146桂林耳鼻咽喉科中耳サージクリニック編バナー

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副院長挨拶

桂林耳鼻咽喉科・中耳サージクリニック副院長に就任しました瀧重成と申します。これまで道内各地の基幹病院に勤務し、地域に根差した医療を心がけてまいりました。

風邪、アレルギー性鼻炎、中耳炎、ちくのう症(副鼻腔炎)など馴染みのある疾患はもとより、北海道大学病院、市立札幌病院、北海道がんセンターなどのがん診療拠点病院において、首から上にできる腫瘍、いわゆる頭頸部腫瘍の症例を多く経験してまいりました。

代表的なものでは良性腫瘍は甲状腺腫瘍、唾液腺腫瘍など、悪性腫瘍は喉頭がん、舌がん、咽頭がん、甲状腺がんなどがあげられます。いずれも話す・食べる・味わう・匂いをかぐなど日常生活に欠かせない重要な機能にかかわる部位であり、治療効果をより高めつつ治療後の機能障害をいかに少なくして日常生活への影響を減らせるか頭を悩ませてまいりました。

病気の治癒を目指すことは当然だとしても、治療後に人生の楽しみが失われては、折角の治療の意味も半減してしまいます。そのような患者様方の治療中痛感したのは、言い尽くされた言い方ですが、早期発見・早期治療の重要性です。

例えば喉頭がんでは、早期であれば放射線治療を主体として声の温存も十分期待されますが、進行がんになりますと手術で声を失うケースもあります。舌がんでは手術範囲の大きさで、術後の音声機能や嚥下機能に大きな差が出ます。

頭頸部腫瘍の症状は、声のかすれ・のどの違和感・のどの痛み・くびのしこりなど風邪などでも珍しくない症状が多いため、初期にはなかなか気づきにくいものです。頭頸部腫瘍の大きな原因としては飲酒・喫煙などの生活習慣も大きく関係していますので、もし思い当たる様な点がありましたら、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

また、くびのしこりの中には甲状腺の結節が多く含まれます。甲状腺に何らかの異常がある方は実は大変多いと言われており、症状が無いために気付かず放置されている方が多いと思われます。良性の結節がその中の多くを占めますが、なかには悪性であることもあります。

当院では最新のエコー機器を導入しましたので、甲状腺腫瘍の診断、細胞診、血液検査まで可能です。甲状腺疾患に不安があればご相談ください。

昨今の医療情勢から、大病院では受診に紹介状が必要もしくは高額な初診料が必要となる場合が多く、また長期の通院も困難になってきていることから、「甲状腺に腫瘍があるが手術は必要無いと言われた。」、「手術後も経過観察が必要。」などのケースでも積極的に対応してまいりたいと思います(なお、バセドウ病に関しては一般的には内科医による内服治療の適応になります)。

耳疾患を専門とする桝谷院長とお互いの得意分野を生かしつつ、「もうこれで満足だというときは、すなわち衰えるときである」という渋沢栄一の言葉を胸に、絶えず上を目指し皆様のお役に立てればと思います。

副院長 瀧 重成

副院長経歴

略歴

平成13年3月 浜松医科大学医学部医学科卒業、医師免許取得
平成13年4月 北海道大学病院 臨床研修医
平成14年4月 市立札幌病院 臨床研修医
平成15年4月 市立釧路総合病院 耳鼻咽喉科 医員
平成17年4月 手稲渓仁会病院 耳鼻咽喉科 医員
平成18年4月 北海道大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科頭頸部腫瘍外来担当、頭頸部癌対する手術・化学療法、鼻副鼻腔内視鏡手術に従事
平成21年1月 北海道大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教に就任
平成21年4月

函館中央病院 耳鼻咽喉科 医長

平成23年4月 北海道がんセンター 頭頸部外科
平成24年4月 市立札幌病院 耳鼻咽喉科・甲状腺外科 副医長

得意分野

頭頸部腫瘍(喉頭癌、舌癌、咽頭癌、鼻副鼻腔癌、唾液腺癌など)、甲状腺腫瘍、鼻副鼻腔内視鏡手術(慢性副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症)、耳鼻咽喉科疾患一般

所属学会

  • 日本耳鼻咽喉科学会
  • 日本頭頸部外科学会
  • 日本頭頸部癌学会

資格

  • 耳鼻咽喉科専門研修指導医

受賞歴

平成20年7月 7th International conference on head and neck cancer in SanFranciscoにてposter of distinction受賞


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